空間現代『空間現代2』
先着でヘッドホン特典CDR『Live@UrBANGUILD/20110923』お付けいたします。 2009年12月にセルフ・タイトルの1stアルバム発売以降、ZAZEN BOYS、Hair Stylistics、オシリペンペンズからのラブコールを受けて共演を実現させ、ライブ・バンドとしての実力を着実に磨き上げて来た空間現代。彼らが約3年振りとなる待望の2ndアルバムを完成させた。 エディット感覚を根底にして作られた複雑かつユーモラスな楽曲構造と、脱快楽的なリズム構築を生演奏によって繰り広げるストイックなライブ・パフォーマンス、その両方の魅力が詰め込まれた傑作に仕上がっている。 収録曲は彼らの近年のライブではお馴染みの楽曲が並ぶが、全ての楽器音をバラバラに一音ずつ録音した後、編集により曲として再構築するという手法が取られ(メンバーの古谷野が編集を担当)、これらにより生演奏とも打ち込みとも異なる未知なる聴取体験をもたらすような一枚となっている。 メンバーも愛聴するMark Fell(SND)や Traxmanなどアブストラクトなビートを特徴とするクラブ・ミュージック・ファンから、54-71 や にせんねんもんだい などストイックかつソリッドなバンド・サウンド好きまで幅広くお薦めしたい。 1. 通過 2. 同期 3. 痛い 4. 不通 5. 誰か music:空間現代 lyrics:野口順哉 recording&mixing:noguchi_taoru(Ochiai soup/SLUDGE-TAPES) editing:古谷野慶輔 mastering:kimken(kimken studio) recorded at Ochiai soup _________ 空間現代 (kukangendai) 野口順哉 / Junya NOGUCHI Guiter, Vocal 古谷野慶輔 / Keisuke KOYANO Bass 山田英晶 / Hideaki YAMADA Drums 06年、野口順哉(gt.vo)古谷野慶輔(ba)山田英晶(dr)の3人により結成。 編集・複製・反復・エラー的な発想で制作された楽曲を、スリーピースパンドの形態で演奏。これによるねじれ、負荷が齎すユーモラスかつストイックなライブパフォーマンスを特徴とする。 東京でのライブを活動の中心としつつもECD/飴屋法水/大橋可也&ダンサーズなど先鋭的なアーティスト達とのジャンルを超えたコラボレーションも積極的に行っている。 2009年、HOSE・宇波拓氏をエンジニアに迎えた1stアルバムをUNKNOWNMIXよりリリース。 2012年、3年振りとなる2ndアルバムでは、作曲プロセスと同様の発想を録音方法に採用。全ての楽器音を解体し録音、編集によりそれらを楽曲として再構築するという作業によって、生演奏とも打ち込みとも異なる未知なる聴取体験をもたらすような一枚となっている。 http://kukangendai.boy.jp/